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転調認識と和声づけ

調性が未知の場合は、以上の調性既知のモデルをすべての調性候補について並列 に持つ(図6と同形)ことで、事後確率最大の調性と和声づけを得 ることができる。転調する場合は、転調確率を調性モデル間の遷移確率として与 えてViterbi探索することにより、和声づけ結果とともに各部分の調性が推定で きる。

このように、和声づけを連続音声認識と同型の問題と捉えることにより、和声進 行、スタイル学習、転調認識などを統合的な枠組で扱うことができる。

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平成16年9月23日