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演奏情報が音符列を意図したものである確率は、Bayesの定理
によって、を求める問題と考えることができる。ここでと
は先に述べたモデルから計算される。これは、HMMネットワーク上での探
索問題であり、連続音声認識で用いられている探索アルゴリズムを利用すること
ができる。例えば、図に示すように、は
Viterbi探索を行い、さらに上位の階層のネットワーク探索をLevel building
法で行うことができる。
図:
Level building 法による音符列の探索
|
表:
音声認識とリズム認識の対応
|
連続音声認識 |
リズム認識 |
入力単位 |
文音声 |
楽曲 |
語彙 |
辞書 |
リズム語彙 |
単位モデル |
単語 |
リズム単語 |
隠れ状態 |
音素の状態 |
音符 |
観測値 |
スペクトル列 |
音長系列 |
平成16年9月23日