next up previous
次へ: HMMによる音符列推定実験 上へ: HMMによる音符列推定 戻る: HMMによる音符列推定

HMMによる音符列推定

$P(X\vert Q)P(Q)$を求めるためHMMを用いて、2つの確率モデルを統合し、最も尤も らしい音符列を推定することができる。HMMによるモデル化において各パラメー タは以下のような意味を持つ。

7にHMMによる音符列推定の概念図を示す。演奏された音長 系列 $X = \{ 0.77 , 0.26 , 0.45 \}(秒)$が入力された時、この系列$X$を生 成する確率が最も大きい音符列$Q$を、隠れ状態系列のViterbi探索により求め ることができる。

最小単位となるリズムモデルを作成する。図34のよ うな音符連接モデルとリズムパターンモデルの2つを作成し、HMMの出力確率を 音長の変動モデルに相当させる。リズム推定においては最小単位となるリズム の連結として楽譜を推定する。



平成16年9月15日