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上記の2階層の確率モデルにより、意図した音符列
を演奏すると、音長時系
列が
として観測される確率が求められる。すなわち、音長系列
の生成確
率
は上記の2つの確率の積で表すことができ
となる。
は時刻
における音符の種類である。逆に、演奏情報
が
音符列
を意図したものである確率
は、Bayesの定理
によって、
を求める問題と考えることができ、先の音長系列生成
確率を求めることになる。ここで
は音符列
が生成される確率である
ので、
をリズムパターンの連結確率としてモデルに組み込む。
平成16年9月15日