多声音楽の作曲の基本技法として対位法があり、多数のルールとコストにより自 動対位法を行う研究[1]があるが、我々は確率モデルとDP経路探索の 問題として定式化[20,21]を行った。 対位法は、自動和声づけの結果得られる和声進行を具体的な声部の旋律、特に低 旋律を生成し、和音の転回形を決定するなどにも有用である。