Galatea の名前の由来
  • Galatea (ガラテア) はギリシア神話に登場する女性の名です。

    キュプロスの王で天才的な彫刻家であった Pygmalion (ピュグマリオン) は、 象牙で理想の女性の像を作り、それに恋をしてしまいました。 それを哀れんだ愛の女神アフロディテが像に命を吹き込みました。 それでガラテアは人間の女性となり、ピュグマリオンと結婚しました。 ( 名画の中の Pygmalion と Galatea)

  • 慈しんで褒めて育てると本人もやがてそのようになる効果のことを 「ピュグマリオン効果」と呼ぶ教育学用語がありますが、この伝説に由来しています。

  • Bernard Shaw の戯曲「ピグマリオン」(1914)は、この伝説を、音声学者 ヒギンズ教授(Prof. Higgins)と花売り娘イライザ(Eliza)の話にしたものです。

    独身主義のヒギンズ教授は、貧しい花売りのイライザが喋るロンドン訛英語を 音声学的に矯正して高貴な淑女に仕立て上げて見せる、 と友人のピカリング少佐と賭けをします。 その賭けには勝つのですが、イライザに心を奪われてしまう、という話です。

    これは "My Fair Lady"の名でミュージカル(1956)になり、Audrey Hepburn の イライザと Rex Harrison のヒギンズ教授の主演で映画化(1964)されて 大ヒットしました。 「踊り明かそう(I could have danced all night)」などの名曲は、今も有名です。

    ( 映画データ)

  • 海王星(Neptune)に発見されている8個の衛星の一つ(直径158km)が、 ガラテア(Galatea)と名付けられています。 ボイジャー2号により発見されました。 (参照: 惑星・衛星と神話の 関係海王星)