next up previous
次へ: HMMによるテンポ推定 上へ: HMMによる音符列推定実験 戻る: 評価方法

実験結果

音符列推定結果を表3に示す。同音反復の場合などに演奏に短いポー ズが挿入されるが、そのまま音符列推定を行った場合(表中「休符挿入」)と、 閾値処理により除いて処理した場合(表中「休符削除」)の両方の場合について の認識率を示す。これらの短いポーズを放置すると、評価上では挿入誤りが増 加して認識率が低下する。

閾値処理(XGworks および Finale)の場合は不要なタイや短い休符が多く出現 するが、実験の主旨により、タイで表現されている部分についての記譜誤りは 除き、また、不要な16分休符を除いて集計した場合を表中の「休符削除」の欄 に掲載した。



平成16年9月15日